もういいよ止まろうよ止まれないなら私が両手を広げて止めてあげる何があっても受けとめてあげるもういいよもういいよ休もうよ何もかも忘れて私が目をそらせて忘れさせてあげる何もかも忘れて大丈夫だから おやすみよもうおやすみよ全てを投げ出し深い海に身をゆだねなさい広い大地に身をゆだねなさいおやすみよさあおやすみよ光に包まれ風にさらわれ木〃に囲まれ ただただおやすみなさいおやすみなさい 大丈夫だから 私はあなたの...
さあ始まりの合図で異様な世界と化すここは異様な閉鎖空間血と肉の臭いが充満し命の欠片が飛び散る狂った笑いが空を貫き静かな悲しみが宙を舞うそれは物と化し原形をとどめず遊ばれる異様な閉鎖空間ナイフがばら蒔かれ汚れがしたたる破片が目に焼き付き破片が鼻を刺すそれは握られ潰され切られる体を起こし火に倒れる玩具と化したその身体は叫ぶことも知らずただ横たわる玩具と化したその身体は叫ぶこともできずただ横たわる...
お前はいったい何処へ赤い湖が広がり滝となる 横には無数の同じ顔上には表情無き長い腕 くっという音を最期にお前は何処かへ消えた 白い絨毯奥底から染みが湧く嗚呼まばゆき白よ鮮血を絵の具にそなたをキャンバスに生まれてきたわけではあるまい 嗚呼まばゆき白よ鮮血で染められる布に生まれてきたわけではあるまいではあるまい まばゆき白はまばゆき白で大地を駆けるのがよいのだ 指先にからまる毛が私を絡めてはなさない 生ぬる...
私はただ光だけを見ていた輪郭は見えないただただ光だけを見ていた移り変わるいろとりどりの光を...
赤い実 その赤だけが映えていた もやっとした暗雲に赤だけが その赤だけが やたら映えていた 目に焼きついて 焼きついて 離れなかった...